「部屋の中に土があることに抵抗がある」
「虫が嫌い」
「フェイクグリーンはちょっとな…」
でも“緑のある生活”に憧れる。
そんな私が取り入れているのがハイドロカルチャーを使った観葉植物です。
ホームセンターの観葉植物コーナーをうろうろしていると、いつも見るような観葉植物が、透明でおしゃれな鉢に入って並んでいるエリアを見つけました。
よく見てみると土ではなく、石の粒のようなものや、カラフルな砂が使われています。
なんだろう?と思い調べてみると、ハイドロカルチャーという土を使わない栽培方法があることを知りました。
「家の中に土があるのは嫌」と思っていた私にとって、運命ともいえる出会いでした。
こうしてハイドロカルチャーを知った私は、清潔な環境を保ちながら緑のある生活を手に入れました。
すっきりしたインテリアの我が家。
ホームセンターでの運命の出会いから半年ほど経つ今でも、室内の景色に緑があることがとても新鮮に感じられます。
そして目に入るたびに「素敵だなー」と心が満たされます。
普段の生活の中にひとつ緑があるだけで、生活がワンランク上がったような満足感を感じられますよ。
水やりは週に1度程度なので、お世話が簡単なのも魅力です。
面倒なことは嫌、虫も嫌、でも緑のある生活に憧れる。
そんな方にはハイドロカルチャーの観葉植物がおすすめです。
緑のある心満たされる生活の、第一歩にいかがでしょうか?
ハイドロカルチャーって何?必要なものは?何を育てられるの?
ハイドロカルチャーとは土を使わない栽培方法のこと。水耕栽培もハイドロカルチャーのひとつです。
この記事では水耕栽培ではなく、土の代わりに「ハイドロボール」を使うハイドロカルチャーについてご紹介します。
ハイドロカルチャーは土栽培と違い、虫がわかず清潔に植物を育てることができます。
室内に土があることに抵抗のある私にはぴったりでした!!
ではまずハイドロカルチャーで植物を育てるのに必要なものをご紹介します。
必要なものは5つ。
ホームセンターはもちろん、100円ショップ・ネットショッピングでも揃えられます。完成したハイドロカルチャーの植物を買う場合は、④⑤のみで大丈夫です。
①根の生えている植物
ハイドロカルチャーでの発芽は難しいので、根が生えている植物を用意しましょう。
土に植えられている植物でも、土をきれいに洗い流せばハイドロカルチャーで育てることができます。
観葉植物は100円ショップでも買えますよ。
②底に穴のない容器
水がたまるように、穴のない容器が必要です。
透明の容器にすれば、水の減り方がわかり、水やりのタイミングがわかりやすいのでおすすめです!
私は使わなくなった食器を使っています。
③ハイドロボール
土の代わりとなるのがハイドロボール。※メーカーによって名称が異なることがあります。
土を粒状にして高温で焼いたもので、虫がわかず、清潔です。
私は有限会社三浦園芸のハイドロコーン(中粒)を選びました。2Lで1,000円ほどでした。
④根腐れ防止剤
水や根が腐らないように必要なのが根腐れ防止剤。
半年~1年に1度、入れ替えます。
どの商品を選んだらいいのかわからなかったのですが、店員さんに相談してソフトシリカ株式会社の「ミリオンA」を選びました。
100gで500円ほど。3回分くらいの量でした。
⑤液体肥料
植物が生きていくのに必要な栄養は液体の肥料で与えます。
ハイドロカルチャーには向き不向きの植物があります。
ハイドロカルチャーに使用するハイドロボールは直射日光に弱いため、日光を好む植物は育てられません。
サボテンや多肉植物は向いていないということですね。
私はパキラを育てています。家の中に小さな木があるようで、とてもかわいいですよ。
カジュマルやポトスもハイドロカルチャーで育てやすい植物のようです。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育ててみよう!
ハイドロカルチャーについてわかったら、早速育ててみましょう!
休みの日に植物のお世話。それだけで気持ちがいいですよね。
お天気が良ければ、さらに充実した休日になりそうです!
植え付け
容器に、根腐れ防止剤(底にひと並べ)→ハイドロボール→植物→ハイドロボールの順で入れていけば完成です。
水やり
水が溜まったままだと根が腐ってしまうので、あげすぎには注意が必要。
目安としては一回の水やりで容器の1/5程度です。
1週間ほどで水がなくなります。水がなくなったのを確認して2~3日してから、次の水をあげましょう。
肥料やり
定期的に液体肥料をあげます。
使用している商品によって頻度が変わります。
私の使っている「ハイポネックスキュート ハイドロ・水栽培用」は2週間に1度。
薄めないでそのまま使えるので、簡単に肥料をあげられます。
150ml入りなので、約30回分の肥料が400円ほどでした。
外気浴
普段は風通しの良いところで育てて、時々外にだしてあげることも大切です。
どよーんとした環境では植物も私たち人間も元気がでませんよね。
直射日光にあてると葉が焼けてしまいますので、半日陰にしましょう。
我が家のパキラは葉焼けをおこしてしまいました。
うっかり取り込むのを忘れて、長時間直射日光が当たってしまったことが原因です。
しかし、枯れた葉の下から新しい葉が育っているのを見つけました。
こんなアクシデントからも小さな幸せを感じることができました。
緑のある心満たされる生活は手に入る
ハイドロカルチャーなら、室内で簡単に観葉植物が育てられます。
虫・土・世話など、何か嫌なことがあって観葉植物に手を出せない方。
ぜひハイドロカルチャーで緑のある生活を手に入れてみてください。
成長や変化を見つけると、お世話も楽しくなってくるかもしれませんよ。
生活のなかに緑を取り入れて、心満たされる生活を実感してみてください。