「日本の入浴剤も良いけれど、たまには海外の入浴剤も使ってみたい!」
「海外発のおすすめの入浴剤を教えてほしい!」
この記事では、このような声にお応えするべく、数多ある海外発の入浴剤の中から、おすすめの入浴剤ブランドを5つご紹介しています。
海外発の入浴剤は、特別なバスタイムを演出してくれるものが多いため、
「入浴剤を使って、お風呂で異国感を味わいたい!」
「特別なバスタイムを過ごしたい!」
という方にぴったりです。
この記事を最後まで読んで、いつものバスタイムをちょっぴり贅沢にしてみてくださいね。
日本でも買える!海外発の入浴剤5選
海外発の入浴剤は、旅行のお土産で購入したり、現地のホテルで楽しむイメージが強いかもしれません。
しかし、日本でも海外発の入浴剤を購入することは可能です。
今回は、日本でも購入可能な海外発の入浴剤ブランドの中から、おすすめの入浴剤ブランドを厳選しました!
ご紹介するのは、以下の5つのブランドです。
- 【アメリカ】CLAYD(クレイド)
- 【アメリカ】Dr Teal’s(ティールズ)
- 【ドイツ】Kneipp(クナイプ)
- 【ドイツ】Dresdner Essenz(ドレスナーエッセンス)
- 【イスラエル】SABON(サボン)
海外発の入浴剤は、日本の入浴剤に比べて馴染みがなく、選び方に不安を感じるもの。
それぞれのブランドの特徴や、入浴剤へのこだわりを知ることで、安心して商品を手に取ることができます。
各ブランドの入浴剤の特徴をチェックして、あなた好みの入浴剤を選んでみてくださいね。
それでは、ひとつずつ確認していきましょう。
【アメリカ】CLAYD(クレイド)
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クレイドは、アメリカ西海岸の高品質なクレイを使用したプロダクトブランドです。
自然の恵みを最大限に生かした商品作りを追求しています。
砂漠の地中6メートルから採掘されるクレイドの天然クレイは、古代に降り積もった火山灰が数万年もの時間をかけて、深い地中で化学変化してできたもの。
ミネラルを豊富に含み、粒子も非常に細かく、浸透圧作用をもつため、皮膚の表面だけではなく毛穴の奥の汚れまでしっかりと吸着して引き出してくれます。
クレイドの入浴剤は、クレイパックとしても使用できるのが特徴です。
作り方も簡単で、クレイに水を加えて冷蔵庫で寝かせるだけ。
自宅で手軽にスパのような全身ケアができるのが嬉しいですね。
天然成分100%のため、妊娠中の方や結婚式直前のケア、赤ちゃんの沐浴にも安心して使用できます。
また、クレイドはパッケージにもこだわりがあります。
たとえば、1週間分の入浴剤がセットになった「WEEKBOOK」のブックパッケージは、ひとつひとつ手作業で和綴じ製本されているそうです。
ページをめくるごとに広がるアメリカ西海岸の美しい風景は、300種類もの写真からランダムに選ばれているため、利用するごとに異なる景色に出合うことができますよ。
日本公式サイト:https://www.clayd.jp/
【アメリカ】Dr Teal’s(ティールズ)
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ティールズは、アメリカのバスケア部門売上ナンバーワンの実力派ブランドです。
心安らぐ上質なバスタイムを提供する、香り豊かなバスケア・ボディケア商品を展開しています。
ティールズの入浴剤の特徴は、エプソムソルトを採用している点です。
エプソムソルトは名前こそ「ソルト」ですが、実は塩分が使用されていないバスソルト。
アメリカでは注目度の高いバスケアアイテムで、美容に関心の高いセレブたちがこぞって取り入れていることでも有名です。
ヨガやジムなどセルフメンテナンスの後に使用することで、疲労回復効果を促してくれるほか、高い温浴効果によって、長時間のデスクワークによる肩こりや腰痛の改善にも効果が期待できます。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムというミネラル成分で構成されており、追い焚き機能や残り湯洗濯も可能なので、経済的な面でも嬉しいですね。
ティールズの入浴剤は香りにもこだわり、自然由来のエッセンシャルオイルを配合しています。
精油の香りが上品に漂い、上質なアロマ体験ができるのも魅力のひとつです。
人工着色料やパラベンはフリー処方なので、安心して使用できますね。
本国公式サイト:https://www.drteals.com/
日本公式サイト:https://fitsonlinestore.com/c/teals
【関連記事】マグネシウムを含んだバスソルト「エプソムソルト」の効果と使い方について
【ドイツ】Kneipp(クナイプ)
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クナイプは、ドイツでナンバーワンのシェアを誇る入浴剤ブランドです。
「バスソルトといえば、クナイプ!」という認識の方も多いのではないでしょうか。
もはや日本でもお馴染みの入浴剤ブランドですね。
クナイプは、天然由来の成分にこだわり、植物の恵みを生かした商品を提供しているハーバルブランドです。
19世紀末に、セバスチャン・クナイプ神父が植物や水などの自然の生命力に着目したことから誕生しました。
バスソルトが特に有名ですが、バスミルクや美容オイル、ボディクリームなど、様々な商品を展開しています。
クナイプのバスソルトは、ドイツの地下460mからくみ上げた、2億5千万年前の古代海水を精製して作られます。
天然ミネラルを豊富に含んでいるため、温浴効果に優れているのが特徴です。
独自製法によって精製された天然岩塩は、チーズのように穴がボコボコ開いているため、天然のエッセンシャルオイルがしっかりと染み込みます。
エッセンシャルオイルには、天然のハーブや植物の力をぎゅっと凝縮しています。
古来より薬草として用いられてきたハーブの豊かな香りが魅力です。
香りのバリエーションも豊富なため、色々な香りの分包タイプを試して、お気に入りのバスソルトを探してみるのも楽しいですね。
本国公式サイト:https://www.kneipp.com/us_en/shop/
日本公式サイト:https://www.kneipp.jp/
【関連記事】【最新】クナイプバスソルトの人気ランキング!結局何がおすすめ?
【ドイツ】Dresdner Essenz(ドレスナーエッセンス)
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ドレスナーエッセンスは、1910年にドイツのドレスデンで誕生したバスケア&ボディケアブランドです。
ドイツの伝統的な薬草文化に基づいて、臨床的な薬効風呂の研究を行ってきたLi-il(リール)社という製薬会社が母体となっています。
ドレスナーエッセンスの入浴剤は、心地良いバスタイムとお肌のことを考え抜いた自然派入浴剤で、エッセンシャルオイルや植物性由来成分が配合されています。
人工のケアオイルや界面活性剤、パラベンや保存料はいずれも不使用で、マイクロプラスチックも使用していません。
本国ドイツでは様々なシリーズが展開されていますが、現在日本で購入できるのは、「ウェルネス」や「ナチュラルヘルシー」をはじめとする6つのシリーズと、メンズラインの商品です。
ドレスナーエッセンスの入浴剤はパッケージもとても可愛らしく、眺めているだけで幸せな気分になれるのも心躍るポイントです。
パッケージには香りを確認できる穴があり、素敵な香りが漂います。
季節限定商品など、様々な種類が展開されていますから、まずは分包タイプで色々試してみるのも楽しそうですね!
本国公式サイト:https://www.dresdner-essenz.com/
日本公式サイト:https://www.cosmetic-friends.com/html/page25.html
【イスラエル】SABON(サボン)
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サボンは、1997年に創設されたイスラエル発のナチュラル・ビューティーブランドです。心地よい香りとテクスチャーで、肌と心を慈しむビューティープロダクトを提供しています。
ブランド名のSABON(サボン)はセム語で石けんを意味するのだそう。
その名の通り、フレッシュな手作り石けんからブランドが始まったといいます。
クラシカルなデザインとモダンな感性、自然に対する愛と感謝にあふれたブランドの在り方は、今や世界中で愛されており、セレブやモデルにも愛用者が多いのが特徴です。
サボンの故郷であるイスラエルでは、ミネラル豊富な死海の成分や植物オイルを贅沢に取り入れた独特の美容法が伝承的に行われてきました。
サボンの商品もこれに倣い、ミネラル豊富な死海塩と上質な植物成分を贅沢に使用し、豊かな香りやテクスチャーの商品を世に送り出しています。
その成分もさることながら、手にとるだけでわくわくするようなデザインも、サボンの魅力のひとつです。
すべてにおいて五感で楽しめることを追求して作られているため、サボンの商品を取り入れると、不思議と心まで満たされてしまいます。
中でも死海由来の塩を100%使用したバスソルト ローズは、バラの花びらとロマンチックな香りで、いつものバス空間が一気に華やかになる人気商品です。
死海の塩には発汗作用があるため、デトックス効果を求める方や、芯から温まりたい方にもおすすめです。
本国公式サイト:https://www.sabon.co.il/en/
日本公式サイト:https://www.sabon.co.jp/
海外のお風呂事情と入浴剤の使い方について
海外と日本のお風呂事情が大きく異なることをご存知でしょうか?
実は、海外には、日本のように毎日お風呂に入る習慣がありません。
湯船にお湯をはって入浴するのは、特別な時だけなのです。
夏でも毎日湯船に浸かる方が多い日本のお風呂で育った私たちからすると、にわかに信じがたいですよね。
なぜこのような違いがあるかというと、お風呂に対する根本的な考え方によるところが大きいと思われます。
- 日本人のお風呂に対する考え方:毎日の疲れを癒やす
- 海外の方のお風呂に対する考え方:汚れを落とす
このように、お風呂に対する考え方がそもそも大きく異なるため、入浴方法やバスルームの構造、さらには入浴剤の特徴に至るまで、違いが生まれてくるのです。
お風呂の役割を「汚れを落とすこと」と考える海外では、バスタブが備え付けられていない場合も多いのが現状です。
バスタブが備え付けられていたとしても、日本のお風呂のような洗い場はありません。
そのため、バスタブの中で身体を洗うことが一般的です。
海外では、バスタブが洗い場の役割も担っているのですね。
また、海外では日本のように水が豊富ではなく、節水の面でも配慮が必要な場合があります。
たとえば、
- お湯をためておくタンクの量が少なく、使い切ったら水になってしまう
- 水不足により水の使用量が規制され、シャワーの使用が推奨されている
といった理由から、なるべく少ない水でサッと入浴を終えることが必要になるのです。
このように、なかなかゆったりとバスタイムを楽しむことが難しい海外において、湯船にお湯をはってゆったりと入浴する機会は非常に稀です。
よく映画などで見かける「泡にまみれて入浴しているシーン」は、あくまで休暇中などの特別なシチュエーションで、日常的に泡風呂を楽しんでるわけではありません。
海外では、ゆったりと入浴を楽しむのは日常ではなく、「ここぞ!」という特別な時なのです。
以上の理由から、入浴時に使用される入浴剤も、日本のように日々の身体の悩みにアプローチするデイリー使いのものではありません。
リッチな気分を味わえたり、ラグジュアリーなバスタイムを演出してくれるような特別感のあるものが好まれる傾向にあります。
その分、一回あたりの金額も日本の入浴剤に比べると割高です。
海外において、入浴剤はとびきり贅沢なバスタイムを楽しむためのアイテムですから、多少値が張るのは仕方のないことかもしれませんね。
お風呂文化と入浴剤は日本の誇り
ここまで、海外の入浴剤とお風呂事情についてお話ししてきました。
季節を問わず日常的に湯船に浸かる日本人からすると、海外の入浴に対する考え方や入浴剤を使用するシチュエーションは、少し特殊に感じてしまうかもしれません。
私は以前、留学中に海外の方とお風呂談義で盛り上がったことがあるのですが、彼女たちは日本のお風呂文化に驚きを隠せない様子でした。
毎日湯船に浸かる習慣はもちろんのこと、お風呂の自動機能や追い焚き機能、空調システムなど、充実した設備と節約の知恵は、海外にはない日本独自のものです。
それが当たり前だと思っていた私にとって、日本のお風呂事情を初めて知った彼女たちの反応はとても衝撃的でした。
それと同時に、日本のお風呂文化をとても誇らしく感じたことを今でも覚えています。
日本のお風呂は日々の疲れを癒やす役割を担っていますから、お風呂の設備や空間も、ゆったりとくつろげるように設計されています。
入浴剤も例外ではなく、健康や美容など、身体のあらゆる悩みにアプローチするために、豊富なバリエーションの入浴剤が販売されていますよね。
海外の入浴剤のように、特別な空間や時間を演出してくれるものも素敵ですが、日々の暮らしに根ざした日本の入浴剤には、人々の生活に寄り添うやさしい気持ちが込められていると感じます。
このように、日々の癒しを追求し、発展してきた日本のお風呂と入浴剤。
私たちの毎日にひとときの癒やしを届けてくれるお風呂アイテムから、今後も目が離せませんね。