サンダルウッド精油はどんな香り?効果効能とおすすめの使い方・禁忌や注意点も解説

サンダルウッドの香りは、4,000年以上も昔から、私たち人間のそばにありました。

日本でも、線香や扇子などに使われてきたことから、馴染みある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、サンダルウッド精油の特徴や効果、おすすめの使い方についてご紹介しています。

森川紋衣

私はサンダルウッドの香りを嗅ぐと、田舎の祖父母の家が思い浮かび、とても懐かしい気持ちになります。その温かい魅力をお伝えできればと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場

当サイトおすすめの「座禅」に関する本ランキング

癒しの基礎知識を学ぶ
「セルフメンテナンス検定」とは?

ストレスが多く何かと不安になってしまい心身ともに疲れがたまりやすい時代ですが、そんな中でも人生の幸福度が高い人の特徴「自分を癒せる力=セルフメンテナンス能力がある人です。

セルフメンテナンス検定は、「心のメンテナンスの方法は?」「思考をクリアにする方法は?」「ストレスをためないためには?」など自分を大切にするための基礎知識を受検しながら理解できるようになります。

3級は無料でオンライン受検できるので、ぜひトライしてください!

目次

サンダルウッド精油の基本情報

名前サンダルウッド
学名Santalum album(サンタルム アルブム)
科名ビャクダン科
産地インド、インドネシア、スリランカなど
抽出部位心材
抽出方法水蒸気蒸留法
ノートベースノート
香り温もりと甘みを感じるウッディ調の香り
成分α-サンタロール、β-サンタロール、サンタレンなど

サンダルウッドは、インドのマイソール地方の原料から採れる精油、「学名:Santalum album(サンタルム アルブム)」が最上級とされ、さまざまな用途に使用されてきました。

また、その近縁種である、オーストラリア地方の原料から得られる精油「学名:Santalum spicatum(サンタルム スピカタム)」も有名です。

サンダルウッド精油はどんな香り?

香りの系統:オリエンタル系

線香の香りづけにも使用される、ウッディで、ややミルキーな甘みを感じる香りが特徴です。古くから、宗教的なシーンで用いられた歴史があり、「神秘的」という表現が似合います。

呼吸を促し、心を落ち着けてくれる香りなので、現在もヨガ中の芳香などに利用されます。

インディアンサンダルウッド「学名:Santalum album(サンタルム アルブム)」が育つ、インド・マイソール地方は、ヨガの流派の一つ、「アシュタンガヨガ」の聖地と言われているそうです。

サンダルウッド精油の特徴

サンダルウッドは「白檀(びゃくだん)」の名称で、日本でも昔から親しまれています。

仏像や仏具、建築の他、扇子などにも使用されてきたため、一度は嗅いだことがある方が大半かもしれません。

どこか懐かしさを感じる香りは、4,000年以上の歴史があり、仏教やヒンドゥー教の儀式で用いられた他、中世ヨーロッパの貴族にも愛され、教会での薫香にも使われてきました。

サンダルウッドの木は、熱帯の常緑高木で、10m近い高さまで大きくなります。他の植物に寄生して成長する性質を持ち、特有の香りを発するようになるまでには、少なくとも30年以上の時間がかかると言われています。

上質な香りを得るために長い時間が必要な植物にも関わらず、インディアンサンダルウッドは、無計画な森林伐採の影響で絶滅も心配されるようになりました。そのため、現在は、インド国家機関の管理下で、精油の生産など、限られた用途にのみ使われます。

また、インドのサンダルウッドに代わり、香りが似たオーストラリアンサンダルウッド「学名:Santalum spicatum(サンタルム スピカタム)」を取り扱うメーカーやブランドも増えています。

サンダルウッド精油の効果・効能

日本でも馴染みのあるサンダルウッド精油には、どんな効果があるのか、具体的に見ていきましょう。

どんな時に役立つ精油かを知ることで、もっと効果的に活用できること間違いなしです!

サンダルウッド精油の効果・効能①:気持ちを穏やかに

サンダルウッドには鎮静作用があり、神経の興奮を鎮め、穏やかな気持ちに導いてくれるため、ぐっすり眠りたい時にもおすすめの精油です。

深い呼吸を促す効果もあるので、ストレスで強張った心身をほぐし、緊張性の頭痛なども緩和してくれます。

また、忙しい毎日で頭の中がごちゃごちゃして気持ちの整理が難しい時にも、落ち着きを与えてくれるので、冷静さを取り戻せる心強いアロマです。

雑念を取り払い、ゆったりとした時間を過ごせることから、瞑想やヨガなどでよく利用されます。

アロマでリラックスできるメカニズムとリラックスしたい時におすすめのアロマはの解説記事もぜひご覧ください。

サンダルウッド精油の効果・効能②:肌を環境ダメージから守り、乾燥などを改善

肌を柔らかくして水分の蒸発を防ぐ「エモリエント作用」があるため、乾燥肌や年齢による肌トラブルを改善してくれます。

実際に、オーストラリア、クインスティン社の委託により行われた研究(2021年6月にCosmetics Journalで発表)では、インディアンサンダルウッドには、すでに優れた抗酸化作用が認められている「ビタミンE(α-トコフェロール)」よりも、さらに優れた抗酸化作用があることが分かりました。

それだけではなく、この研究により、太陽光やブルーライト、タバコの煙などの環境ストレスが引き起こす皮膚の「コラーゲン損傷」を減らす可能性も示されていて、環境ダメージから肌を守ることやアンチエイジングへの有効性が証明されました。

神経を鎮めて精神を安定させてくれる効果は、心の動きに敏感な肌にも良い影響を与えるので、ダブルの効果で美肌へと導いてくれるでしょう。

血行を改善する働きもあり、冷えやむくみの改善に加えて、セルライトなどの悩みにも効果的です。

サンダルウッド精油の効果・効能③:呼吸器のトラブルを緩和

殺菌作用・抗菌作用、抗炎症作用などがあり、風邪ぎみによる呼吸器のトラブルや、喉の炎症を抑えたい時に役立ちます。

症状が気になる時に、芳香浴やトリートメントを行いましょう。

殺菌・利尿作用により、泌尿器系のトラブル緩和もサポートすると言われています。

サンダルウッド精油とおすすめの組み合わせ

精油は、1種類の香りを楽しむのもいいですが、数種類をブレンドして楽しむのもおすすめです。

最近では、香りの系統や機能別に精油を組み合わせた「ブレンドアロマ」がよく販売され、人気を集めています。

自分で精油をブレンドする際には、同系統の香りを組み合わせるところからスタートすると失敗が少ないでしょう。

サンダルウッドは粘性があり、揮発しにくいため、香りが長持ちします。また、他の精油ともよく馴染み、揮発するスピードを落としてくれるので、香りを長持ちさせる「保留剤」としても利用されます。

自宅でブレンドアロマの香りを「長く楽しみたい」と思ったら、サンダルウッドを取り入れてみましょう。

次のような、サンダルウッドとのブレンドにおすすめの精油を参考に、お気に入りの香りを楽しんでください。

心を落ち着け安眠に導く

女性特有の不調に

  • イランイラン
  • ジャスミン
  • ローズオットー

冷えやむくみの改善に

  • レモン
  • パチュリ
  • スイートマージョラム

呼吸器のトラブル緩和に

  • サイプレス
  • ローズウッド

サンダルウッド精油のおすすめの使い方

ここでは、サンダルウッドの効果や効能を活かした、おすすめの使い方をご紹介します。

香りを楽しむだけではなく、正しい濃度で希釈すれば肌にも安心して使えるアロマなので、次のようなやり方を参考に、自分にとって心地よい方法で、セルフケアに役立ててみてください。

アロマキャンドルの作り方

深い落ち着きを与えてくれるサンダルウッドの香りは、忙しさに追われ、心身のバランスが乱れがちな時にも頼れる存在です。

そこで、キャンドルの明かりとともに優しく香りを広げてくれる、アロマキャンドルをご紹介します。

キャンドルの炎のゆらぎとサンダルウッドの香りで、ゆったり自分自身と向き合い、落ち着きや冷静さを取り戻すことができるでしょう。

[su_box title=”用意するもの” box_color=”#52775f”]

  • サンダルウッド精油…10滴
  • ラベンダー精油…20滴
  • ネロリ精油…20滴
  • ソイワックス…150g
  • キャンドルの芯
  • 座金
  • 用具…片手鍋、ガラス瓶、ガラス棒、割り箸
  1. 鍋にお湯を沸かし、ガラス瓶に計量したソイワックスを湯煎にかける。
  2. ソイワックスが溶けたら、粗熱をとって精油を加え、ガラス棒で混ぜる。
  3. キャンドルの芯を座金に通してビンのソイワックスに沈めるようにして入れる。
  4. 芯を割り箸などで挟み、ビンの中心に立つように固定する。
  5. ワックスが固まったら完成。

※お好みでドライフラワーを入れると、見た目もおしゃれなアロマキャンドルができます。
※精油は熱に弱いので、香りを長持ちさせるためにも、ワックスの粗熱をしっかり取ってから精油を加えましょう。
※湯煎の際には火傷に注意しましょう。
※用具についたソイワックスは、固まらないうちに拭き取るか、洗い流してください。
※材料や用具はアロマ専門店やキャンドル専門店、通販などで購入可能です。

[/su_box]

トリートメントオイルの作り方(完成量50ml)

美肌にとって重要な抗酸化作用や環境ダメージから肌を守る効果が認められたサンダルウッド精油は、美容にとって注目の存在です。

特に肌の乾燥・年齢肌が気になる時に、セルフケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、植物の有効成分を高濃度に配合する精油は、刺激が強く、肌に直接使用することができないため、注意が必要です。

AEAJ日本アロマ環境協会では、ボディ使用時は1%以下、フェイス使用時は0.1~0.5%以下の濃度を目安に、精油を希釈して使用するように定めています。(0.05ml/滴)

[su_box title=”用意するもの” box_color=”#52775f”]

  • サンダルウッド精油…2滴
  • ネロリ精油…4滴
  • キャリアオイル(植物油)…50ml
  • 用具…ビーカー、ガラス棒(竹串でもOK)、遮光性の保存容器
  1. ビーカーにキャリアオイルを入れ、精油を加える。
  2. ガラス棒でよく混ぜ合わせ、保存容器に移したら完成。

※キャリアオイルは、肌馴染みの良いスイートアーモンドオイルやマカデミアナッツオイルがおすすめです。その他、保湿効果の高いホホバオイルなどがあります。
※上記はボディ用のレシピですが、精油濃度を0.1~0.5%以下にすると、フェイス用として使用することもできます。肌タイプにも個人差があるため、パッチテストを行うなどして慎重に使いましょう。
※直射日光や高温多湿を避けて保管し、1カ月以内を目安に早めに使い切りましょう。

[/su_box]

サンダルウッド精油の禁忌・注意点

サンダルウッド精油の禁忌・注意点について解説します。

女性ホルモンに似た働きをする成分を含むので、妊娠初期の使用は控えましょう。

また、うつ症状のある方は、気持ちが落ち込む原因になるため、使用を避けてください。

サンダルウッドは、粘性がある精油です。精油瓶から無理に出そうとすると、衣類などに飛び散り、香りが残る可能性があるので慎重に扱いましょう。

まとめ

精油は天然植物から得られる、まさに「自然のめぐみ」。そのめぐみを未来に残すために、アロマテラピーを通して、環境問題に目を向けることも大切です。

国際自然保護連合(IUCN)は、絶滅危惧種が未来に存在していない見込みを指標化し、「レッドリスト」を作成しています。

そして、インディアンサンダルウッドは、その中で中期的に絶滅する可能性が高い「危急種」に分類されていて、特に保護が必要な種の一つです。

植物や生物の存在が脅かされる原因は、過剰収穫、気候変動などさまざまですが、自然の恩恵を受ける私たちにもできることがあります。

まずは、精油も「限りある貴重なアイテム」という認識をもち、無駄のない使用を心がけたいですね。

また、サンダルウッドの場合は、インディアンサンダルウッドに代わり、香りの近いオーストラリアンサンダルウッドを選んでみるのも一つの方法です。

さらに、最近では、精油作りに再生可能エネルギーを使用したり、原料を生産する農家を支援する目的で、複数の取引先とフェアトレードを行ったり、持続可能な世界のために行動するメーカーやブランドが増えてきました。

こうした作り手から精油を購入することも、間接的ではありますが、環境保全や持続可能な社会の実現につながります。

あらゆるシーンで落ち着きをくれるサンダルウッドは、古くから受け継がれてきた歴史あるアロマです。

そのめぐみを未来にも残せるよう、適切な知識・方法を身につけて、生活に取り入れましょう。

今回は、サンダルウッド精油についてご紹介しました。

森川紋衣

皆さまにサンダルウッドの魅力が伝わり、少しでも環境への関心につながっていたら嬉しいです。私自身も、もっと「知って」「行動にうつす」ことから始めたいと思います!

なお、「まずはここから!アロマ初心者のための香りの楽しみ方とアロマオイルの選び方」では、アロマを選ぶ時や扱う際の注意点を紹介しています。特に注意が必要な方についても記載しているので、ぜひチェックして安全にアロマを楽しんでください。

\楽天ポイント5倍セール!/
楽天市場

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
癒しの基礎知識を学ぶ
「癒し検定」とは?

癒しの知識はこれからの時代を健康で生きるために最低限必要な知識になりました。そんな現代人の必須科目である“癒しの基礎”を学べるのが「癒し検定」です。

3級は無料でオンライン受検できるので、ぜひトライしてください!

\ スマホで完結 /

この記事を書いた人

アロマテラピー検定1級/WEBライティング実務士/
WEBライターとして活動中。セルフケアとしての「アロマテラピー」に出会い、植物の力に魅了されました。
日頃から精油やハーブを愛用しており、その魅力を多くの方に知っていただきたいと考えています。
また、「自分の綴る文章で、読む方の役に立ちたい」という想いのもと、記事執筆に取り組んでいます。記事の内容が、少しでも皆さまの「癒し」につながると幸いです。

目次