アロマで集中力アップ!仕事・勉強に効果のあるおすすめアロマ7選

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アロマと聞くと、心身を休めるリラックス効果をイメージする方が多いかもしれません。

しかし、自然療法であるアロマテラピーで使われる精油の中には、気分転換をしたり、集中力を高めたりするために効果的なものもあるんです!

この記事では、仕事や勉強などにも役立つおすすめのアロマオイルと、その効果的な使い方についてご紹介します。なお、ここでのアロマオイルは、天然植物成分100%の精油(エッセンシャルオイル)のことを指しています。

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目次

アロマで集中力がアップする理由は?

植物の香りであるアロマは、どのようにして私たちに働きかけ、集中力を高めてくれるのでしょうか。

精油の成分が私たちの身体に働きかける仕組みはいくつかありますが、集中力アップには、植物の香り成分が「鼻から脳に伝わる」仕組みが関係しています。

香りが「鼻から脳に伝わる」仕組みについては、「アロマにはどんな効果がある?メカニズムと香り別効果を紹介」という記事で詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。

鼻で嗅いだ香り成分は、脳の自律神経を調節する器官にも直接作用します。

自律神経は、昼間や活動している時に活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしている時に活発になる「副交感神経」の2種類がバランスよく働くことで、私たちの健康を保とうとするのが特徴です。

精油の中には、この「交感神経」や「副交感神経」の働きに作用する成分を含むものがあり、「交感神経」の働きを優位にしてくれる精油を選ぶと、脳を活発な状態に導いてくれ、集中力が高まると言われています。

集中力アップにおすすめのアロマ7選

仕事や勉強のパフォーマンスを向上させるためには、集中できる環境を整えることが欠かせないですよね。

アロマも集中力を高めてくれるアイテムの一つですが、多種多様な精油から、具体的にどれを選べばいいのでしょうか。

ここでは、仕事や勉強時に力を与えてくれる、心強いアロマを7種類ピックアップしてご紹介します。

なお、特に妊産婦、高齢者、病気療養中、処方されている薬がある方などは医師や専門家に相談してからアロマテラピーを利用するようにしてください。また、3歳未満の幼児は芳香浴以外は行わないようにしましょう。

ペパーミント

ペパーミントは、爽やかなミントの香りの中に、ほんの少し甘さが感じられるのが特徴で、清涼感を出す「メントール」という成分が50〜60%含まれています。その爽快感から、ガムやチョコレート、アイスクリームなどのお菓子のフレーバーとしてもよく使われているため、馴染み深い方も多いのではないでしょうか。

すっきりとした香りが眠気を覚まし、思考もクリアにしてくれるため、リフレッシュ・集中力アップに効果的です。

その他にも、精神的な疲労を感じた際に心を落ち着かせてくれる抑うつ作用、メントールの成分による夏の暑さ対策、鼻詰まりの解消も期待できます。また、ペパーミントは消臭・抗菌効果、防虫効果もあり、市販の防虫剤などにも使われているものなので、アロマディフューザーで香りを広げたり、アロマスプレーを自作したりして、ハウスキーピングに役立てるのもおすすめです。

スイートオレンジ

高いリラックス効果で安眠に導くことが知られるスイートオレンジですが、実は、集中力を高める効果も注目されています。

AEAJ日本アロマ環境協会では、アロマテラピーに関するさまざまな研究や調査に取り組んでいますが、その中で、「ペパーミント」と「スイートオレンジ」精油の香りが小学生の計算ミスとストレス軽減に寄与することが分かったそうです。

また、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系精油の香りにも、交感神経を刺激してパフォーマンスを高めてくれる作用があります。

柑橘系の香りは気分を明るく前向きし、やる気も高めてくれるのでおすすめです。

ただし、スイートオレンジやベルガモットなどを除いた柑橘系精油は、神経の働きを活発化させるため、就寝前の使用は避けましょう。

レモングラス

レモングラスは、古くから薬用ハーブとして親しまれ、原産地であるインドでは、昔から感染症などの予防に使われてきました。現在も、アジア各地で料理の香りづけや、ハーブティーとして使われています。その葉などから得られる精油はレモンのような爽やかな香りが特徴で、世界中で広く利用されており、石鹸や入浴剤の香料としても含まれています。

脳の働きを活性化してくれるため、集中力や記憶力を高めたい時に効果的です。

また、爽やかな香りが不安や緊張で疲れた心も解放してくれるので、リフレッシュ・気分転換したい時だけでなく、程よくリラックスしたい時も両方で活用できます。

また、「シトラール」という虫が嫌がる香り成分を含むので、ディフューザーで香りを広げたり、アロマスプレーを活用したりして、虫除け対策を行うのもおすすめです。

ただし、妊娠中・授乳中の方の使用は避けましょう。

ローズマリー

精油の中には、同じ植物から得られるものでも、生産地の気候や土壌によって含まれる成分の比率などが異なるものがあります。ローズマリー精油もローズマリー・シネオールやローズマリー・カンファーなど複数の種類が市場に出回っています。

ローズマリー・カンファーの方が神経に働きかける作用が強く、認知症予防に効果的として注目されましたが、香りが強く刺激を感じる場合もあります。その点、ローズマリー・シネオールは、透明感あるハーブを感じさせる香りなので、初心者の方でも使いやすくておすすめです。

記憶力や集中力、注意力の向上を助けてくれるので、勉強や仕事で集中したい時、眠気をすっきりさせたい時に使いたいですね。

また、血液やリンパ液の流れを促し、冷え・コリの解消、美容効果も期待できるため、アロマトリートメントに使用するのもおすすめです。

ただし、特にローズマリー・カンファーは妊娠中・授乳中の使用はNGとされています。

ティートリー

ティートリーは、オーストラリア原産のフトモモ科の植物で、先住民アボリジニの間でお茶として飲まれていたため、そう呼ばれるようになったと言われています。

ライムのような爽やかさを感じさせる成分が含まれ、フレッシュで清潔感があり、鼻を通り抜けるシャープな香りが沈んだ気持ちに活力を与えてくれます。

また、頭をすっきりさせてくれるので、集中したい時やリフレッシュしたい時におすすめの香りです。

さらに、免疫調整作用や抗菌・抗ウイルス作用もあるため、感染症や花粉症の対策として、アロマディフューザーなどで香りを楽しむのも効果的です。

ユーカリ

ユーカリも15種類ほどの精油が手に入りますが、中でもユーカリ・ラディアータという種類が使いやすい精油として有名です。

他のユーカリ精油に比べると、刺激が少なく優しい香りが特徴ですが、清涼感もあるため集中力を高めてくれる作用があります。また、リフレッシュ効果もあり、ストレスにより沈んだ気持ちを高めたり、不安を落ち着かせたりしたい時に役立つ精油です。

また、鼻水や喉の痛み、咳などの呼吸器系のトラブルを緩和してくると言われており、ティートリー精油と同様、免疫調整や抗ウイルス作用にも優れているので、体調をサポートしてくれるでしょう。

ただし、てんかんや喘息などの症状がある時には、刺激が強すぎる可能性があるため、使用を控えましょう。

フランキンセンス

フランキンセンスの木の樹脂から得られる精油は、スパイシーで奥深いウッディ調の香りが特徴で、深い呼吸を促してくれます。

鎮静作用があり、副交感神経の働きを優位にしてくれる精油なので、イライラなどで心が乱れた時に使用すると、落ち着きを取り戻し、静かに集中できておすすめです。

呼吸を深くしてくれるため、瞑想やヨガの際にもよく使われています。

また、肌の老化や乾燥などにもアプローチしてくれることから、「若返りのオイル」とも呼ばれています。

芳香浴だけではなく、ホホバオイルやマカデミアナッツオイルなどで濃度1%以下に希釈し、トリートメントオイルとして利用するのも効果的です。

集中力アップに効果的なアロマの使い方【在宅ワーク・勉強編】

頭をすっきりさせたり、気持ちを切り替えたりすることをサポートして、集中力を高めてくれるアロマについてご紹介してきました。

次に、実際に自宅で効果的にアロマを取り入れ、集中力をアップさせる方法をお伝えするので、ぜひ試してみてください。

アロマストーンで

精油を直接1〜2滴垂らして香りを楽しむことができるアイテムで、素焼きや石膏でできたタイプがあります。

電気や火を使わず、初心者の方でも安心してアロマを楽しめるアロマストーンは、仕事や勉強をする机の上に置いて香らせるのがおすすめです。

好みや香りの強さによって、精油の量を調節しましょう。

アロマディフューザーで

お部屋に素早く香りを拡散させたい場合には、アロマディフューザーなどの道具を使うのもおすすめです。

蒸気と一緒に香りを楽しめるものを使えば、お部屋の加湿も同時にできるので嬉しいですね。

使用する精油の量は1〜5滴を目安に、香りの強さやお部屋の広さによって調節しましょう。

また、平らな場所・子どもやペットの手が届かない所など、安全な場所を選んで使用しましょう。

ホットタオルで

特に在宅ワークでパソコンに向かっている時間が長い方は、疲れのせいで集中が途切れてしまうことも多いかもしれません。そんな時に試していただきたいのが、ローズマリー精油とホットタオルを活用する方法です。

[su_box title=”用意するもの” box_color=”#5c6d35″]

  • ローズマリー精油…1〜3滴
  • 用具…タオル・手拭いなど、洗面器

洗面器に熱めのお湯を張り、精油を加えます。

タオルを浸し、精油がついた面を内側に畳んで水気を絞ります。

精油は植物の成分を高濃度に含むため、直接肌につかないよう気をつけて、首の後ろや目元を温めます。

ローズマリー精油は、頭をすっきりさせてくれるだけでなく、血行促進作用もあり、コリや疲れを楽にしてくれるのでホットタオルとの相性が抜群です。

※肌に刺激を感じることがあるため、様子を見ながらホットタオルをあてる時間や場所を調節しましょう。

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集中力アップに効果的な使い方【オフィス編】

アロマストーンやUSBタイプのアロマポットも使えるかもしれませんが、オフィスで自分だけの空間を確保しづらい場合は、香りが広がり過ぎるのが気になる方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、次のような方法も試してみてください。

マグカップで

マグカップなどの小さめの容器に半分ほどお湯を張り、精油を1〜2滴垂らすと、蒸気とともに香りを楽しむことができます。

精油によって香りの強さが異なるので、入れ過ぎに注意しましょう。

また、やけどの危険があるため、容器に顔を近づけすぎないようにしてください。

できれば、芳香浴専用の容器を作っておくことをおすすめします。

ロールオンアロマに

手首などにコロコロ塗って使う、ロールオンタイプのアロマオイルを作ってみませんか?

オイルベースだとアロマが穏やかに香るので、やさしい香りが楽しめます。

集中が途切れても、いつでも気軽に気分転換できるので、また仕事や勉強を頑張れますよね!

なお、精油の原液は刺激が強いため、肌に使用する時には植物油や水性の素材で希釈して使いましょう。

AEAJ日本アロマ環境協会では、ボディ使用時は1%以下、フェイス使用時は0.1〜0.5%以下の濃度を目安に、精油を希釈して使用するよう定めています。(精油0.05ml/滴)

また、アロマオイルの使用期限は1ヶ月を目安とし、酸化を防ぐために直射日光を避けて保管しましょう。

ロールオンアロマオイルの作り方(完成量10ml)

[su_box title=”用意するもの” box_color=”#5c6d35″]

  • 精油…1〜2滴
  • 植物油(ホホバオイルなど)…10ml
  • 用具…ビーカー、ガラス棒(少量なので竹串でもOK)、ロールオンボトル(遮光性)

ビーカーに植物油と精油を入れ、よく混ぜる。

ロールオンボトルに移す。

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アロマスプレーに

アロマスプレーも、マスクやハンカチなどに吹きかけて簡単にアロマを楽しめる方法です。

ただし、水を使うアロマグッズは使用期限が短いため、1〜2週間を目安に早めに使い切りましょう。

アロマスプレーの作り方(完成量50ml)

[su_box title=”用意するもの” box_color=”#5c6d35″]

  • 精油…1〜5滴
  • 無水エタノール…5ml
  • 水…45ml
  • 用具…ビーカー、ガラス棒、スプレーボトル(遮光性)

ビーカーに無水エタノールと精油を入れて混ぜる。

水を加えてよく混ぜたら、スプレーボトルに移す。

※よく振ってから使用しましょう。

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今回は、在宅ワークや勉強時にもおすすめの精油と、その効果的な使い方についてご紹介しました。

シーンに合わせたグッズを使ったり、アロマグッズを自作したりして、上手に集中力をアップさせたいですね!

自分に合うアロマやその楽しみ方を見つけて、パフォーマンス向上に活用してみてください。

また、「まずはここから!アロマ初心者のための香りの楽しみ方とアロマオイルの選び方」の記事では、アロマオイルを扱う際の注意点なども解説しています。ぜひ一度チェックして、安全にアロマを楽しみましょう。

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この記事を書いた人

アロマテラピー検定1級/WEBライティング実務士/
WEBライターとして活動中。セルフケアとしての「アロマテラピー」に出会い、植物の力に魅了されました。
日頃から精油やハーブを愛用しており、その魅力を多くの方に知っていただきたいと考えています。
また、「自分の綴る文章で、読む方の役に立ちたい」という想いのもと、記事執筆に取り組んでいます。記事の内容が、少しでも皆さまの「癒し」につながると幸いです。

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